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瓦屋根の耐震性と補強方法について

2022.04.20

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みなさんこんにちは!
香川県三豊市にある「大脇瓦店」です。
HPをご覧くださりありがとうございます。


屋根は、軽ければ軽いほど耐震性が高いと言われます。
屋根が重いと、重心が高くなってしまいますので
地震で発生した揺れは、より強くなって
壁や柱などに、高い負荷がかかってしまうという。


長年瓦を扱ってきた者としては、瓦の魅力を
もっと知っていただけるように、情報を発信したいものの
近年、各地で発生する地震のたびに、耳にする瓦のデメリット。
とても残念に思うわけです。


しかし、耐震性の向上を目的として
ガルバリウム鋼板やアスファルトシングルなどといった
ほかの軽量屋根材に交換したとしても
壁や柱、土台が傷んでいたり、古い耐震基準で建てられたものは
耐震性をじゅうぶんに発揮することができないはず。


国や自治体は、災害対策として「屋根の軽量化」を進めていますが
50年以上という「瓦の耐久性」に勝る屋根材はありません。
金属瓦にしても、スレート屋根にしても、その耐久性の目安は20年程度です。


そこでお勧めしたいのが「防災瓦」です。
日本瓦と同じ陶器製の瓦なのですが
瓦の一部が強固に組み合うように作られている製品です。


瓦全体が相互に支える構造となっていますので
建物が強く揺れた場合でも瓦がずれたり浮き上がりにくくなり
屋根材の落下を防ぐことができます。


防災対策と、耐久性を併せ持つ「防災瓦」。
屋根リフォームの際の選択肢の一つとして
加えてみてはいかがでしょうか?


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